
- 「自分は内向型らしいけれど、どう活かしたら良いんだろう?」
- 「コミュニケーションを良くしたいけれど、どうすれば良いの!?」
- 「内向型の自分をもっと成長させたいんだけど、なにか参考になるモノない?」
そんな時は、先人の知恵の結晶『本』が役立ちます。 知恵の結晶を使わせて頂き、私たちも前に進みましょう。
内向型が幸せに生きるために実用的で役立つ本を、4つのポイントでまとめました。
- 内向型を理解する
- 内向型を活かす実践スキル
- 内向型のコミュニケーション技術
- 内向型が人生の主人公として生きる
早速ご紹介しますね!
もくじ
①内向型を理解する
最初に、内向型を理解するための本を2冊ご紹介します。
「内向型ってどんな性質なんだろう?」
「内向型らしい自分の性格に劣等感を持ってる…」
「どんな強みがあるんだろう?」
という方にオススメの2冊です。
・内向型を強みにする/マーティ・O・レイニー
おとなしい人が活躍するためのガイド
『自分のことを誤解している内向型が多すぎる!』
内向型について知りたいのなら、最初の一冊はこの本です。
内向型と外向型の違いからはじまり、なぜ内向型は誤解されるのか?
[内向型の脳]と[外向型の脳]は、根本的に反応から違うことなどが、分かりやすく解説してあります。
職場での振る舞い方や、パートナーや子供との付き合い方まで、丁寧にアドバイスしてあります。
生まれ持った内向性をどう育てて行けば良いのか?など、具体的な方法も書いてあるので、最初の一冊としてオススメです。
・内向型人間の時代/スーザン・ケイン
社会を変える静かな人の力
『物静かで思索的な内向型の人たちが
社会を築き上げてきた。
内向的だからこそ秘めてるパワーを育てよう』
様々な事例から、内向型への理解がグッと深まり、勇気がわき、自分を新しい観点から見られるようになる本です。
なぜ外向型が理想とされるのか? 文化的な背景や、西洋/東洋での違い、内向型の性質を受け入れて幸せに生きるための様々な事例が、解説とともに書かれています。
「長所を伸ばし、短所を補うにはどうしたらよいのか?」など、具体的な例が満載です。
②内向型を活かす実践スキル
内向型の特性である「内に向かうエネルギー」を、日常で実践的に活かすための本たちです。
- 本質を見抜く観察力
- 枠を超えて考える力
- 集中力があり物事をじっくり深く考えられる
そんな内向型の力を活かし伸ばすのに役立つ、実践的な本2冊です。
・ゼロ秒思考/赤羽雄二
頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング。
『誰でも心の整理をし、考えをまとめ、
深める方法があったら、
別人のように成長できる』
内向型の特性を存分に活かしたいあなたに、ぜひ手に取って頂きたい本です。
あなたは学校や職場で、内向型の特性を活かせる「ものごとの考え方」を学びましたか?
- 具体的に考える訓練
- 効果的に考えをまとめる方法
- 考えを深めるスキル
などの「考えるための方法論」のことです。
学べたあなたは、ラッキーでしたね。
もしそうでなければ、この本が役立ちます!
たった60秒でできる、この方法を実践することで、
- 考えているつもり……
- 考えが浅い……
- 思考が堂々巡り、一向に進まない……
- 結論が出せない……
… … …
などの悪循環から抜け出せ、短時間で深く考えられるようになります。
効果的に心の整理ができ、考えをまとめられると、誰でもグングン成長できます。
・エッセンシャル思考/グレッグ・マキューン
最少の時間、最小のエネルギーで 成果を最大にする。
『より少なく、しかしより良く』
いつも「やることでアタマ一杯」の内向型へ超オススメ。
内向型の特性である「本質を見抜く観察力」を活かし、「本当に重要なことを見定めて、やることを減らす技術」についてシンプルに解説してあります。
↓ ↓ 実践するとこんな風に進めます

- 本当に重要なことを見定めて、やることを減らせたら?
- 無駄なミーティングが消え、重要なプロジェクトを進められたら?
- 自分のキャリアに一番役立つ仕事に専念できたら?
- じっくり話を聞き、大切な人たちと、心静かに時間を過ごせたら?
そうしたら、人生にどんな変化を起こせそうですか?
集中力がありじっくり深く考えられるという『内向型の特性を最大限に活かす』シンプルで効果的な方法が分かります。
③内向型のコミュニケーション技術
実はコミュニケーションには2種類あります。
- 自分とのコミュニケーション
- 他人とのコミュニケーション
ご紹介する2冊は、 この2つのコミュニケーションについての本です。
- 自分の気持ち・本心を知り、自然体で相手に伝える技術
- 話しを聴き、他人と心の通ったコミュニケーションをする技術
相手の気持ちをきちんと聞く技術/平木典子
また会いたいと思わせるのは
話し上手ではありません。
聞き上手です。
コミュニケーションとは「話す」だけではありません。「聴く」ことも重要なコミュニケーションです。
内向型にオススメしたいのは『聴き上手』になることです。
繊細で理性的、思慮深い性質を持つ内向型は『聴き上手』になれる、素晴らしい素質を持っています。
「雑談が苦手」「会話に入っていけない」
などに悩んでいるのは「しゃべろう!」としすぎてるから、かもしれません。
面白い話で場を盛り上げたり、流暢に話せなくても大丈夫です。 『聴き上手』になることで、相手が心を開き、関係が良好になり、聴くだけで相手の態度が変化するようになりますよ。(実話)
自分の気持ちをきちんと伝える技術/平木典子
自分の気持ち・本心を理解し
3つの自己表現タイプを知ることで、
相手を傷つけずに、
自分の意見を言えるようになる
自分の本心を理解して、適切な方法で伝えることができると、人間関係がすごく楽になります。
もしも、
- 自分の考えや気持ちを大切にしていないかも
- 結果や周りのことがスゴく気になる
- 言葉で表現するのが苦手
なら、この本で「表現法の基本」を学んでみると良いでしょう。
相手を傷つけずに、自然体で自分の意見を言えるようになります。
④内向型が人生の主人公として生きる
内向型/外向型はDNAレベルで決まっていますが、DNAだけで人生が決まるわけではありません。
環境は自分で選べるし、私達には「自由意志」があります。
内向型を受け入れて活かし、より自分らしく人生を謳歌して、幸せに生きたいと思いませんか?
僕は強くそう思います!
内向型を最大限に活かし超えて、より自分らしく、より幸せに生きるための本のご紹介です。
嫌われる勇気/岸見一郎
大切なことは「何が与えられたか」ではなく、
与えられたものを「どう使うか?」だ。
『人は誰でも自分の人生を選ぶことができる』
- 「人に嫌われたくない」
- 「好かれたい…」
内向型の方は、対人関係で悩むことが多いのかもしれません。 僕もそうでした。
「アドラー心理学の5原則」をベースに、大胆に「解釈」を変えるだけで、内向型を活かしつつラクに生きられるようになります。
他人の目が気になったり、対人関係で悩んでいる方に超オススメ。
内向型だけでなく全ての方にオススメしたい 、生きる勇気が湧いてくる名著です !
自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義/ブライアン・リトル
私達はDNAを超えて、自分を変えられる。
「人生で大切なこと」のためなら、
普段のパーソナリティを超えた自分になれる。
ご紹介の最後は、僕が大きな影響を受けた本です。
この本で解説されている「自由特性理論」を使えば、内向型の特性を活かしつつ、人前でも堂々と話せます。
超内向型の僕でも、このスキルを使って、3年間、毎週80~100人の前でプレゼンしていました。
私たちは複雑な存在であり、内向型という「一面的、固定的な視点」だけでは捉えきれません。
内向型/外向型というラベルは、理解するのに便利な枠組みですが、じぶんを閉じこめるオリにもなってしまいます。
私達はもっと可能性に満ちた、成長する存在です。 内向型というラベルに囚われて、じぶんの存在を矮小化してしまってはもったいない!
だから、内向型を理解して活かし、そして時には「自分の枠」を広げ、超えてみることで、さらに可能性に満ちた幸せな人生を歩むことが出来ます。
私たちは「人生で大切なこと」のためなら、普段のパーソナリティを超えた自分になれる。
著者の人間への愛情を感じる一冊です。
まとめ
いかがでしたか?
「内向型に役立つ本」という視点で8冊の本を選んでみました。
ぜひお手にとって、読んでみてくださいね!
興味をひかれた本を「この本は、どう自分に活かせるかな?」という視点で、お読みになることをオススメします。
その本からなにか一つでもヒントを得て活かせば、そこから変化が始まりますよ!
